ターミナルケアとは、治療しても回復の見込みのない患者が、安らかな最期を迎えられるようにケアすることを指します。【詳細はこちらをチェック】
延命治療の中には、副作用を伴ったり、苦痛に感じるものもあります。こうした医療行為を中止することで、患者の意志を尊重し、尊厳ある死を迎えることをサポートするのが看護師の役割となります。
具体的には、身体的な痛みを取り除くことを目的とした身体的ケア、不安や恐怖を取り除く精神的ケア、費用負担を取り除く社会面でのケアの3つに分けられます。看護師の主な役割は、身体的ケアと精神的ケアの2つに絞られます。
身体的ケアとしては、まず痛みの緩和という点がポイントになります。投薬や点滴などの看護を行っていくことになるでしょう。また、寝たきりになってしまうと、床ずれによる体の痛みがでる場合もあります。体位変換などを適時行うことで、患者のケアをしていくことも必要になります。そして、疾患が悪化してくると、食事もうまく摂れなくなる患者もでるでしょう。そのような時は、患者が咀嚼できるように食事を細かくすりつぶしたりする必要も生じてくるでしょう。
精神的ケアとしては、患者の不安や恐怖を取り除くため、患者の話しをよく聞き、孤独感を感じないよう寄り添うようにしなければなりません。家族とはもちろん、他職種の医療関係者たちともコミュニケーションを取ることが大事になってきます。
看護師は、24時間患者と接しているため、他の職種とのパイプ役となり、適切なケアが行えるようにすることが求められることになります。

 © 2020 - 最後の時に寄り添いたい!